体育館に全校児童が集い行いました。はじめに校歌斉唱を行い、校長からの話をしました。その後、2学期から着任したALTと教育実習生の紹介をしました。2学期もともに頑張っていきましょう。
<以下、ご参考まで:校長の話(要旨)>
今日は登校するのがしんどかった人もいると思いますが、よくがんばって登校しました。久しぶりに皆さんに会えて、私も先生たちもとても喜んでいます。2学期は約4か月にわたり、とても長いですが、運動会や様々な行事もあります。一緒にがんばっていきましょう。もちろん学校生活を送るうえでは、苦手なことや嫌なこともあると思いますが、その時の気持ちの持ちようとして、参考にしてほしいお話を紹介します。
皆さんは、「少女パレアナ」(少女ポリアンナ)を読んだことがありますか?その中から少しエピソードを紹介したいと思います。
パレアナは幼い時に両親を亡くし、叔母さんに引き取られますが、決して恵まれた環境ではありませんでした。でも、亡きお父さんと「何にでも喜びを見つける遊びをしていこう」という約束をしていました。叔母さんに初めて会う日も指定された駅に向かいますが、叔母さんは迎えに来ないという冷たい対応をします。パレアナはいったん途方に暮れるものの、「今すぐに会えないのは、叔母さんに会える楽しみが待っている」という風に良い意味でとらえます。
その後、これから住む家についたものの、案内された部屋は何もない暗い小さな部屋でした。パレアナはこんなところでと驚きますが、すぐに「小さい部屋の方が掃除が楽だし、鏡もないから顔のことも気にならない」という風に気持ちを切り替えて、明るく生活を始めていきます。その後施設に入ることになるのですが、クリスマスプレゼントの時は、ボランティアの方からの贈り物が順番に与えられるので、何がもらえるかわかりません。そして、やっと回ってきた順番で受け取ったものは、松葉杖でした。他の子たちがもらった人間やカバンなどではなく、いったんはがっかりするのですが、ここでも「私は健康だから松葉杖を使わなくてもいい。そのことを気づかせてくれた。」という風にとらえていきます。
このように、パレアナは恵まれないことがあっても、喜びに変えながら、周囲も明るくしながら、幸福な人生を送っていくようになります。
皆さんも、嫌なことや苦手なこともあると思いますが、ぜひ少しでも喜びを見つけながらがんばっていってほしいと思います。そうして色んなことにチャレンジしながら力をつけていってほしいと思います。
毎日の生活の中で、うまくいかない時もあるかもしれませんが、そんな時は周りの人の力も借りながらがんばっていきましょう。何か不安なことや悩みがあれば、先生たちに遠慮なく相談してください。先生たちも、皆さんのがんばりの応援を一生懸命していきます。では、着実に力をつけていく2学期にしていきましょう!
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