2022年7月1日金曜日

着衣水泳指導ほか

●着衣水泳指導

 今日は二学年合同で、全学年での着衣水泳指導を行いました。着衣水泳とは、日常的に陸上で身につけている衣服を着たまま水の中で泳ぐことです。まずは通常の形で水泳をしたあと、水着の上に着衣してプールに入り、水の中ではいかに動きにくいかを体験し、その後ペットボトルを使って、水に浮かぶ方法等を体験しました。

 万一、水に落ちてしまった時に大事なことは、落ち着いて仰向けに浮くことです。通常の衣服を身につけている状態で泳ごうとしても、服が体に密着しておらず、水の抵抗が大きくなって身体の動きも制限されるため、たとえ泳ぐことが得意な人でもしばらくするうちに体力を使い果たし、力尽きて溺れてしまうこともあります。水着の場合の動作と、陸上用の衣類を身につけている場合の動作とは大きく異なっており、それらは別の技能とされています。

 社団法人水難学会によると、川や海、池などに落ちてしまったときに自分の身を守る方法として、「長時間浮いて待つことができれば必ず救助される」という考え方のもと、泳ぐというより、「浮いて救助を待つ」ことを普及しています。仰向けに浮いて呼吸を確保し、体力を使わず浮いて救助を待つための方法です。万一の時に備えて、しっかり覚えて身につけておいてほしいと思います。 

 体の力を抜いてバンザイの格好をする。

 空気が抜けないように口を閉じる。

 着衣状態の方が浮力があって浮きやすく保温の面から、靴や衣服は脱がない。

 ペットボトルを使う場合にはおなかの上や首の下に置く。

また、おぼれている人を発見したら、二次災害を防ぐためにも、「絶対に飛びこんで助けようとしてはいけない」、「助けを呼ぶ(119番)」、「浮く物を投げ込んだり、ロープや棒を差し出したりする」ことが大切です。

この夏もすでに全国各地で痛ましい水の事故が起きています。これから水辺で遊ぶ機会も増えてくるかと思いますが、子どもだけで水辺で遊ばせないことが大事です。くれぐれも大人が一緒に行くのはもちろんのこと、安全対策の徹底とともに、水辺で遊ぶ子どもから目を離さないようにして、絶対無事故でお願いいたします。特に、危険な場所は大人でも非常に危険ですので、絶対に近づかないようご家庭でもご指導をお願いいたします。

 

●今日の給食


 関東煮、チンゲン菜入りおぼろごはん、牛乳


 今週もおいしくいただきました!

 

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