着衣泳を行いました。着衣泳とは、日常的に陸上で身につけている衣服を着たまま水の中で泳ぐことです。衣服を着用してプールに入り、いかに泳ぎにくいかを体験し、その後、ペットボトルなどを使って自分の命を守る方法を学びました。水に落ちてしまった時大事なことは、落ち着いて仰向けに浮くことです。通常の衣服を身につけている状態で泳ごうとしても、服が体に密着しておらず、水の抵抗が大きくなって身体の動きも制限されるため、たとえ泳ぐことが得意な人間でもしばらくするうちに体力を使い果たし力尽きて溺れてしまうこともあるそうです。そこで、川や海、池などに落ちてしまったときに自分の身を守る方法として、「長時間浮いて待つことができれば必ず救助される」という考え方のもと、泳ぐというより、「浮いて救助を待つ」ことを学習しています。仰向けに浮いて呼吸を確保し、体力を使わず浮いて救助を待つための方法です。万一の時に備えて、しっかり覚えて身につけておいてほしいと思います。
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